サンデーモーニング 左翼番組。 サンデーモーニングの番組・政権批判・コメンテーターが話題

サンデーモーニングっていつからあんな反日左翼番組になったのですか?

サンデーモーニング 左翼番組

TBSテレビ「サンデーモーニング」が「風をよむ」のコーナーにおいて「ふたつのフェイク(ニセ情報)」と題して、ネット言論を【フェイク・ニュース】と決めつける放送をしました。 この記事では当該コーナーを構成する言説についてしっかりと検証したいと思います。 チェリーピッキングによる情報操作 サンデーモーニング「風をよむ」のコーナーは、番組作成の説明VTRを先に流した上で、スタジオトークを行うという2部構成になっています。 このうち説明VTRは、自らの論調に有利な情報だけを並べる【チェリー・ピッキング cherry picking】という情報操作により、視聴者を一定の方向に誘導します。 ここではその内容の一部を紹介した上で、アスタリスクで示した問題個所を個別に論評したいと思います。 風をよむ「ふたつのフェイク(ニセ情報)」 選挙の際、私達が目にする多くの情報、その情報との付き合い方がいま問われています。 (街頭インタヴュー:若者の声) 「ネットの情報にはできる限り惑わされないようにしている」 「ツイッターの反応とか見て本当っぽかったら本当だし」 「フェイクだという基準も分からない」「それは怖いなと」 投票日まで1週間と迫った衆議院選挙。 例えば、「新党の名前がロシアの会社に既に商標登録されていて党の代表が唖然」、「新党の公認候補を目指す野党議員が憲法改正は前から賛成だと変節」、先月30日には解散直前に立ち上がったA党に同調せず、新たに旗揚げした別のB党に合流したある候補者のフェイク・ニュースが書き込まれます。 そこには事実と異なり、「A党に公認申請していた」とありましたが、この情報が瞬く間に拡散。 (海外のフェイク・ニュースの例:中略) 東京工業大学の西田准教授は「信頼できる情報というのは総じて地味、その一方でフェイク・ニュースは常識が覆されるような情報だったり感情を刺激するものだということ。 『これ見て』『これ聞いて』と伝えたくなる。 」 投票行動におけるフェイク・ニュースの危険性。 さらに今、有権者には危険なもう一つのフェイクが忍び寄っているのです。 既に2013年の参院選からネットを使った選挙活動が解禁。 政治家がネットを通じて直接有権者に主張を訴えることができるようになりました。 そして今、西田さんは有権者に2つめのフェイクの危険性を指摘します。 「有権者はふたつのフェイクにおかれていると自覚することがまず求められる。 それによって我々は政治についてごく表面的な情報しか目にしないまま何となく政党や政治家の選択を行っている。 によれば、2017年10月に最もリツイートされているツイートは30万件であり、リツイート220万件という数字とはかけ離れています。 によれば、世界で歴代トップのリツイート数は365万ツイートであり、220万以上のリツイートは世界で歴代4位の大記録ということになります。 そのような日本で大ブームとなっている凄いツイートのはずですが、少なくとも私はサンデーモーニングで知るまでそのツイートを見たことも聞いたこともありませんでした。 画一的なマスメディア報道に対して、多様な意見の集合体であるネットの書き込みには当然のことながらフェイク・ニュースも含まれると考えられます。 ただ、その一部だけに焦点を当てることによって、すべてのネット言論を否定するかのような【軽率な概括 hasty generalizations】に基づく印象報道は極めて非論理的です。 そもそもSNSの発信に比べてテレビのインパクトはとてつもなく大きいと言えます。 によれば、関東地区で世帯視聴率1%あたり約18万5000世帯が視聴していると推定しています。 世帯視聴率15%前後のサンデーモーニングの場合、関東地区だけでも約280万世帯が視聴していることになります。 情報弱者の場合、テレビの他に情報をとることができないので、テレビ報道の言うがままに操られる有権者が造られていくことになります。 問題があるのは多様なネット報道ではなく画一的なマスメディア報道であると言えます。 極めて偏向した政治的意見を持つ高齢者に同じことを聞けば、テレビから情報を得ると答えることでしょう。 特にワイドショー報道によってテレビを観れば観るほど面白いように特定の論調に誘導されることになります。 これは質問の形をとった修辞表現に過ぎないことに注意が必要です。 要するにこの番組が一番言いたかったことは、衆議院選の投票先を決定するにあたって、極めて偏った番組の論調に反する多様な論調が認められるネットを参考にしてはならないという警告であると考えます。 まさに【毒の混入 poisoning the well】によって自らの論調に不都合なネットの論調を無力化しようとしているわけです。 ちなみに、インタヴューを受けている若者がネットの情報に対して厳しい意見を持っているのはネットの情報を否定しているのではなく、正しい情報リテラシーを持っている証左であると考えます。 スタジオトークによる心理操作 番組の論調に有利な情報だけを並べた説明VTRで視聴者を一定の方向に誘導した後、番組はスタジオトークでその言説を確信に変えるという【心理操作 psychological manipulation】を行います。 ヒーリング系の音楽が流れる中で、脱力&思考停止させられた視聴者がリラックスして油断しているうちに、コメンテイターの言葉を受け入れてしまうというパターンは、カルト宗教の手口とよく似ていると言えます。 まるで、万能の知恵を持つ天の神々が上から目線で病に陥っている下界を静かに治療するような場面設定ですが、実際には、風どころか世間の空気も読めないようなコメンテイターが、論理では論証できないような内容を【感情に訴える論証 appeal to emotion】でプロパガンダしているに過ぎません。 関口宏氏 嫌な時代と言えば嫌な時代かもしれないが。 最初から議論の余地はなく、番組を視聴する情報弱者以外は誰もが見透かしている「番組の統一価値観」に沿ってコーナーが進行していきます。 ここで、最初の多数派が形成され、関口氏の論調が権威付けられます。 姜尚中氏 ジョージ・オーウェルの「1984」の中に「ニュースピーク」という言葉があって、言葉を省略したり、新しい造語をを創っていく。 沖縄でオスプレイが落ちたときも今回もそうだが、「緊急着陸」なのか「墜落」なのかわからない。 イラク戦争の時に「進出」というのか「侵入」というのか「侵略」というのか、あるいはある方が「アンダー・コントロール」と言った。 実際にコントロールされているのかどうか。 こういうような言葉が検証がないまま皆に受け入れられていく。 そういう意味でこれはニュースピークというか、過剰なものと省略という両方見ていかないと。 政治家の場合に過剰に修飾語を使う、例えば「断固として」とか「毅然として」とか、それで「具体的に何やるの?」ということを聞いて行かなければいけない。 大切なことは紙媒体とネットと二つ以上は持っていると。 情報弱者にとって番組のトンデモ論理と倫理は絶対的なものと言えます。 大宅映子氏 父からインターネットがない時代に「新聞もテレビも信じるな。 いろいろなものの見方がある。 しっかり自分で考えて自分の意見をまとめろ」と言われた。 インターネットは一人一人が発信できる。 一人でタダで世界中に発信できる。 裏付けなし。 責任も取らない。 軽いノリでポンとやる。 誰がチェックするかと言っても誰かが入ったらそれも恣意的になる。 基本的には個人が考えをもって防衛するしかない。 今は新聞を誰も読まなくなった。 新聞だったら興味のないものでも目に入る。 だけど今のネットの愛用者は自分の好きなところだけどんどんピックアップする。 どこで何をやったらいいのかはものすごく難しい。 責任も取らない。 軽いノリでポンとやる。 それが瞬時に拡散する」というのはテレビが得意とするものであり、そんなことをネットで行うとたちまち炎上します(笑)。 何もわかっていないと言えます。 自分の好きな論調しか読まないのは、むしろ朝日新聞・毎日新聞・東京新聞の読者です。 【感情に訴える論証】を肯定してどうするのですか(笑) 岡本行夫氏 ネットではいちいちファクト・チェックしないまま次々に新しい話題に行く。 トランプ大統領の発言をもってネットを批判するのも不合理です。 プロデューサーによって同じような偏向した考えを持つ人たち(岡本氏は唯一の例外ですが)が集められて、それが自分の世界だと思ってしまっています。 なぜそう書かざるを得なかったのか、それはアメリカ大統領選挙の経過と結果だ。 トランプ氏は徹底的に自分に対する批判はフェイク・ニュースと言って、ツイッターで自分からフェイ・クニュースを流していた。 それが勝ってしまう。 そういう時代が来た危機感だ。 メディアが考えなければいけない。 まずはサンデーモーニングからチェックして下さい。 エピローグ 実は10月15日のサンデーモーニングの報道は、10月11日のTBSテレビ「NEWS23」の報道を無批判にリツイートしたようなものであり、論調も酷似していると言えます。 雨宮塔子キャスター こういった(ネットで)溢れるフェイク・ニュースに対してどう対応して行けばよいのか。 星浩キャスター 流言飛語が色々パニックを生むというのは昔からあったが、最近はネットを使ったフェイク・ニュースというのが横行している。 選挙なので困った事態だ。 フェイク・ニュースはゼロにはならない。 そのためには、民間の団体がチェックして「これはフェイクだ」と皆に教えてくれるのが一つの手だ。 もう一つは我々もこのメディアは信頼できるというメディアを確保することが大事だ。 (中略)メディアからすると、信頼に足る報道をきちんとするということによって読者とか視聴者もさらにそのメディアを信頼する。 するとメディアの信頼性もさらに高まるという好循環を作っていくということが、フェイク・ニュースを退治するのに効果的だ。 時間はかかるかもしれないが、メディアと人々の信頼関係をきちんと作っていくことが一番大事だ。 雨宮塔子キャスター 情報を受けとめる側も見極める目を養っていきたい。 これらの言説に対して「ネット」を「テレビ」に読み替えると、適正な結論を得ることができます。 少なくとも、フェイク・ニュースや印象報道を続けているTBSは視聴者から信頼されず、その信頼性はどんどん低下しています。 このような悪循環がさらなるフェイク・ニュースを生む温床になっています。 フェイク・ニュースを退治するためにも、情報を受けとめる情報弱者の皆さんには見極める目を養っていただきたく思います。 いずれにしても、北朝鮮危機が高まる中、今回の選挙は、マスメディアの印象報道と連携することで国政に政治空白を作ってきた勢力の浮沈がテーマであると私は思っています。 【ポピュリスト populist】【人格攻撃中毒者 ad hominem addict】【過激な平和主義者 radical pacifist】が一掃されることを強く望む次第です。 なお、日本語という特殊な言語のツイートが世界歴代4位となる220万以上リツイートしたという疑問に対してTBSは客観的根拠を示して説明する責任があります。 今後合理的な説明がない場合にはBPOで検討していただくしかないでしょう。 そして、この場合には、ネット言論をフェイク・ニュースと貶めたサンデーモーニングこそがフェイク・ニュースであることが確定すると言えます。 編集部より:この記事は「マスメディア報道のメソドロジー」2017年10月15日の記事を転載させていただきました。 オリジナル原稿をお読みになりたい方はをご覧ください。

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朝日よりたちが悪いサンデーモーニング

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もちろん朝日新聞と考える人が多いでしょう。 形だけの「謝罪会見」を開いたとはいえ、すでに世界中に広がってしまった日本人への悪印象は、もはや取り返しがつかないところまで来ています。 せめて私たち日本人は、正しい知識と正しい歴史感覚を持ちたいものですが、これほどの騒ぎになっても、いまだ「日本人はかつて何となく悪いことをしたらしい」と思わされている日本人が多いことも事実です。 朝日新聞は読まなければ済むかもしれません。 お金を払ってまであんな論調に付き合う読者は放っておいても減っています。 むしろ問題は、そのような「朝日的」な報道を国民の共有財産である電波を使って垂れ流してきたテレビ報道にもあるのではないでしょうか。 石原発言捏造テロップ事件は、2003年(平成15年)11月2日に放映されたTBSの報道・情報番組「サンデーモーニング」で、石原慎太郎東京都知事の韓国併合に関する発言を正反対の表現に改変したマスコミ不祥事である。 彼らの感情からすれば、そりゃやっぱり忌々しいし、屈辱でもありましょう」と発言した。 司会者から話をふられたコメンテーターも、このテロップに沿って石原を批判した。 11月5日、TBSは別の番組で「テロップミス」があったことを認め、謝罪した。 安倍政権による集団的自衛権の行使容認について、テレビはどう伝えたのでしょうか。 市民や放送関係者でつくる「放送を語る会」は、テレビ報道番組のモニター調査の結果を公表しました。 期間は安保法制懇報告を受けた安倍首相の記者会見(5月15日)から、閣議決定後の7月6日までの約50日間です。 調査に当たっての基本視点は「ジャーナリズムによる政府の監視」が果たせているか。 過去の侵略戦争の反省から「武力行使を正当化するような政治や、社会の空気に対し、テレビジャーナリズムが抵抗し、批判することが極めて重要」という原点からです。 全体の傾向として「ジャーナリズム本来の目的に沿って報道しようとする番組」と「政府広報に近い番組」の二極対立が「かつてなく鮮明になった」のが特徴の一つ、と分析しました。 100人に聞いてみたい、捏造慰安婦を広めたのは誰ですか? もちろん朝日新聞と考える人が多いでしょう。 形だけの「謝罪会見」を開いたとはいえ、すでに世界中に広がってしまった日本人への悪印象は、もはや取り返しがつかないところまで来ています。 せめて私たち日本人は、正しい知識と正しい歴史感覚を持ちたいものですが、これほどの騒ぎになっても、いまだ「日本人はかつて何となく悪いことをしたらしい」と思わされている日本人が多いことも事実です。 朝日新聞は読まなければ済むかもしれません。 お金を払ってまであんな論調に付き合う読者は放っておいても減っています。 むしろ問題は、そのような「朝日的」な報道を国民の共有財産である電波を使って垂れ流してきたテレビ報道にもあるのではないでしょうか。 特に日曜午前という子供まで見ている平和なお茶の間に、意図的としか思えない反日報道を繰り返してきたTBSの「サンデーモーニング」という番組はあまりにひどすぎます。 ネットなどでは、この番組内での司会者やゲストの突っ込みどころ満載の発言がいくつも閲覧できるようです。 とても「喝!」なんて言って済むレベルではない戯言ばかりですが、こういう番組は「不偏不党」を定めた放送法第1条や「政治的に公平であること」などを定めた第4条に違反しているのではないでしょうか。 この番組の司会者は二世俳優から司会業に転身した方です。 特に、ジャーナリストとして現場を踏んだり、国際政治について学んだり、自分の考え方を本にまとめたりしたような方でもありません。 いったいいつからあのような偏った考え方になったのでしょうか。 だれかに洗脳されたと考えるのが普通かもしれません。 よほどの活動家がスタッフにいらっしゃるのでしょうか。 それとも、そのスタッフも朝日新聞などに洗脳され、「左翼的な番組さえ作っていれば文化的!」とでも思っていらっしゃるのでしょうか。 かつて、この方が司会する「クイズ100人に聞きました」という番組が同じTBSでありました。 解答者席にひじをついて素人さんの答えを待つ姿が随分えらそうに見えましたが、日曜の朝から神妙な顔で説教を垂れるのも、「何も知らない国民たち」を教育しようという意図があるのでしょうか。

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TBSテレビ「サンデーモーニング」が「風をよむ」のコーナーにおいて「ふたつのフェイク(ニセ情報)」と題して、ネット言論を【フェイク・ニュース】と決めつける放送をしました。 この記事では当該コーナーを構成する言説についてしっかりと検証したいと思います。 チェリーピッキングによる情報操作 サンデーモーニング「風をよむ」のコーナーは、番組作成の説明VTRを先に流した上で、スタジオトークを行うという2部構成になっています。 このうち説明VTRは、自らの論調に有利な情報だけを並べる【チェリー・ピッキング cherry picking】という情報操作により、視聴者を一定の方向に誘導します。 ここではその内容の一部を紹介した上で、アスタリスクで示した問題個所を個別に論評したいと思います。 風をよむ「ふたつのフェイク(ニセ情報)」 選挙の際、私達が目にする多くの情報、その情報との付き合い方がいま問われています。 (街頭インタヴュー:若者の声) 「ネットの情報にはできる限り惑わされないようにしている」 「ツイッターの反応とか見て本当っぽかったら本当だし」 「フェイクだという基準も分からない」「それは怖いなと」 投票日まで1週間と迫った衆議院選挙。 例えば、「新党の名前がロシアの会社に既に商標登録されていて党の代表が唖然」、「新党の公認候補を目指す野党議員が憲法改正は前から賛成だと変節」、先月30日には解散直前に立ち上がったA党に同調せず、新たに旗揚げした別のB党に合流したある候補者のフェイク・ニュースが書き込まれます。 そこには事実と異なり、「A党に公認申請していた」とありましたが、この情報が瞬く間に拡散。 (海外のフェイク・ニュースの例:中略) 東京工業大学の西田准教授は「信頼できる情報というのは総じて地味、その一方でフェイク・ニュースは常識が覆されるような情報だったり感情を刺激するものだということ。 『これ見て』『これ聞いて』と伝えたくなる。 」 投票行動におけるフェイク・ニュースの危険性。 さらに今、有権者には危険なもう一つのフェイクが忍び寄っているのです。 既に2013年の参院選からネットを使った選挙活動が解禁。 政治家がネットを通じて直接有権者に主張を訴えることができるようになりました。 そして今、西田さんは有権者に2つめのフェイクの危険性を指摘します。 「有権者はふたつのフェイクにおかれていると自覚することがまず求められる。 それによって我々は政治についてごく表面的な情報しか目にしないまま何となく政党や政治家の選択を行っている。 によれば、2017年10月に最もリツイートされているツイートは30万件であり、リツイート220万件という数字とはかけ離れています。 によれば、世界で歴代トップのリツイート数は365万ツイートであり、220万以上のリツイートは世界で歴代4位の大記録ということになります。 そのような日本で大ブームとなっている凄いツイートのはずですが、少なくとも私はサンデーモーニングで知るまでそのツイートを見たことも聞いたこともありませんでした。 画一的なマスメディア報道に対して、多様な意見の集合体であるネットの書き込みには当然のことながらフェイク・ニュースも含まれると考えられます。 ただ、その一部だけに焦点を当てることによって、すべてのネット言論を否定するかのような【軽率な概括 hasty generalizations】に基づく印象報道は極めて非論理的です。 そもそもSNSの発信に比べてテレビのインパクトはとてつもなく大きいと言えます。 によれば、関東地区で世帯視聴率1%あたり約18万5000世帯が視聴していると推定しています。 世帯視聴率15%前後のサンデーモーニングの場合、関東地区だけでも約280万世帯が視聴していることになります。 情報弱者の場合、テレビの他に情報をとることができないので、テレビ報道の言うがままに操られる有権者が造られていくことになります。 問題があるのは多様なネット報道ではなく画一的なマスメディア報道であると言えます。 極めて偏向した政治的意見を持つ高齢者に同じことを聞けば、テレビから情報を得ると答えることでしょう。 特にワイドショー報道によってテレビを観れば観るほど面白いように特定の論調に誘導されることになります。 これは質問の形をとった修辞表現に過ぎないことに注意が必要です。 要するにこの番組が一番言いたかったことは、衆議院選の投票先を決定するにあたって、極めて偏った番組の論調に反する多様な論調が認められるネットを参考にしてはならないという警告であると考えます。 まさに【毒の混入 poisoning the well】によって自らの論調に不都合なネットの論調を無力化しようとしているわけです。 ちなみに、インタヴューを受けている若者がネットの情報に対して厳しい意見を持っているのはネットの情報を否定しているのではなく、正しい情報リテラシーを持っている証左であると考えます。 スタジオトークによる心理操作 番組の論調に有利な情報だけを並べた説明VTRで視聴者を一定の方向に誘導した後、番組はスタジオトークでその言説を確信に変えるという【心理操作 psychological manipulation】を行います。 ヒーリング系の音楽が流れる中で、脱力&思考停止させられた視聴者がリラックスして油断しているうちに、コメンテイターの言葉を受け入れてしまうというパターンは、カルト宗教の手口とよく似ていると言えます。 まるで、万能の知恵を持つ天の神々が上から目線で病に陥っている下界を静かに治療するような場面設定ですが、実際には、風どころか世間の空気も読めないようなコメンテイターが、論理では論証できないような内容を【感情に訴える論証 appeal to emotion】でプロパガンダしているに過ぎません。 関口宏氏 嫌な時代と言えば嫌な時代かもしれないが。 最初から議論の余地はなく、番組を視聴する情報弱者以外は誰もが見透かしている「番組の統一価値観」に沿ってコーナーが進行していきます。 ここで、最初の多数派が形成され、関口氏の論調が権威付けられます。 姜尚中氏 ジョージ・オーウェルの「1984」の中に「ニュースピーク」という言葉があって、言葉を省略したり、新しい造語をを創っていく。 沖縄でオスプレイが落ちたときも今回もそうだが、「緊急着陸」なのか「墜落」なのかわからない。 イラク戦争の時に「進出」というのか「侵入」というのか「侵略」というのか、あるいはある方が「アンダー・コントロール」と言った。 実際にコントロールされているのかどうか。 こういうような言葉が検証がないまま皆に受け入れられていく。 そういう意味でこれはニュースピークというか、過剰なものと省略という両方見ていかないと。 政治家の場合に過剰に修飾語を使う、例えば「断固として」とか「毅然として」とか、それで「具体的に何やるの?」ということを聞いて行かなければいけない。 大切なことは紙媒体とネットと二つ以上は持っていると。 情報弱者にとって番組のトンデモ論理と倫理は絶対的なものと言えます。 大宅映子氏 父からインターネットがない時代に「新聞もテレビも信じるな。 いろいろなものの見方がある。 しっかり自分で考えて自分の意見をまとめろ」と言われた。 インターネットは一人一人が発信できる。 一人でタダで世界中に発信できる。 裏付けなし。 責任も取らない。 軽いノリでポンとやる。 誰がチェックするかと言っても誰かが入ったらそれも恣意的になる。 基本的には個人が考えをもって防衛するしかない。 今は新聞を誰も読まなくなった。 新聞だったら興味のないものでも目に入る。 だけど今のネットの愛用者は自分の好きなところだけどんどんピックアップする。 どこで何をやったらいいのかはものすごく難しい。 責任も取らない。 軽いノリでポンとやる。 それが瞬時に拡散する」というのはテレビが得意とするものであり、そんなことをネットで行うとたちまち炎上します(笑)。 何もわかっていないと言えます。 自分の好きな論調しか読まないのは、むしろ朝日新聞・毎日新聞・東京新聞の読者です。 【感情に訴える論証】を肯定してどうするのですか(笑) 岡本行夫氏 ネットではいちいちファクト・チェックしないまま次々に新しい話題に行く。 トランプ大統領の発言をもってネットを批判するのも不合理です。 プロデューサーによって同じような偏向した考えを持つ人たち(岡本氏は唯一の例外ですが)が集められて、それが自分の世界だと思ってしまっています。 なぜそう書かざるを得なかったのか、それはアメリカ大統領選挙の経過と結果だ。 トランプ氏は徹底的に自分に対する批判はフェイク・ニュースと言って、ツイッターで自分からフェイ・クニュースを流していた。 それが勝ってしまう。 そういう時代が来た危機感だ。 メディアが考えなければいけない。 まずはサンデーモーニングからチェックして下さい。 エピローグ 実は10月15日のサンデーモーニングの報道は、10月11日のTBSテレビ「NEWS23」の報道を無批判にリツイートしたようなものであり、論調も酷似していると言えます。 雨宮塔子キャスター こういった(ネットで)溢れるフェイク・ニュースに対してどう対応して行けばよいのか。 星浩キャスター 流言飛語が色々パニックを生むというのは昔からあったが、最近はネットを使ったフェイク・ニュースというのが横行している。 選挙なので困った事態だ。 フェイク・ニュースはゼロにはならない。 そのためには、民間の団体がチェックして「これはフェイクだ」と皆に教えてくれるのが一つの手だ。 もう一つは我々もこのメディアは信頼できるというメディアを確保することが大事だ。 (中略)メディアからすると、信頼に足る報道をきちんとするということによって読者とか視聴者もさらにそのメディアを信頼する。 するとメディアの信頼性もさらに高まるという好循環を作っていくということが、フェイク・ニュースを退治するのに効果的だ。 時間はかかるかもしれないが、メディアと人々の信頼関係をきちんと作っていくことが一番大事だ。 雨宮塔子キャスター 情報を受けとめる側も見極める目を養っていきたい。 これらの言説に対して「ネット」を「テレビ」に読み替えると、適正な結論を得ることができます。 少なくとも、フェイク・ニュースや印象報道を続けているTBSは視聴者から信頼されず、その信頼性はどんどん低下しています。 このような悪循環がさらなるフェイク・ニュースを生む温床になっています。 フェイク・ニュースを退治するためにも、情報を受けとめる情報弱者の皆さんには見極める目を養っていただきたく思います。 いずれにしても、北朝鮮危機が高まる中、今回の選挙は、マスメディアの印象報道と連携することで国政に政治空白を作ってきた勢力の浮沈がテーマであると私は思っています。 【ポピュリスト populist】【人格攻撃中毒者 ad hominem addict】【過激な平和主義者 radical pacifist】が一掃されることを強く望む次第です。 なお、日本語という特殊な言語のツイートが世界歴代4位となる220万以上リツイートしたという疑問に対してTBSは客観的根拠を示して説明する責任があります。 今後合理的な説明がない場合にはBPOで検討していただくしかないでしょう。 そして、この場合には、ネット言論をフェイク・ニュースと貶めたサンデーモーニングこそがフェイク・ニュースであることが確定すると言えます。 編集部より:この記事は「マスメディア報道のメソドロジー」2017年10月15日の記事を転載させていただきました。 オリジナル原稿をお読みになりたい方はをご覧ください。

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