胆石 症 原因。 胆石症の種類や症状とは―胆石が見つかると手術は必須?

胆石の原因とは?症状や治療方法も詳しく知っておこう!

胆石 症 原因

コレステロール系結石の原因 胆石患者の大半を占めるのがこのコレステロール系の胆石です。 これは、胆嚢の中で、胆汁に含まれるコレステロールが結晶化して核となり、徐々に大きくなってしまうものです。 水に溶けないコレステロールは、胆汁の中ではリン脂質の膜や、ミセルというものに覆われて存在しています。 これが、胆汁中のコレステロールが増えすぎたり、レシチンや胆汁酸のバランスが悪くなると、ミセルで覆うのが追いつかなくなってしまいます。 これを飽和状態といいます。 コレステロールが増えすぎる原因として、コレステロールの摂取量の増加(マヨラーの私はこれでした)、肝臓でのコレステロールが作られる量が増加したためなどが考えられます。 他には、腸を手術した場合などや、腸の炎症で胆汁酸をよく吸収できなくなることも原因の一つとして挙げられます。 どの胆石にしても、胆嚢の働きが鈍っていたからというのは共通する原因でしょう。 色素系結石の原因 色素系の結石として挙げられるのが、黒色石とビリルビンカルシウム石です。 これらはコレステロール系の結石ができる原因とは違い、胆道が細きんに犯されたり、寄生虫が入ってきたため、胆管の出口にある突起が炎症を起こしたりすることが原因になります。 さらに、胆汁の流れがよくない、低脂肪ばかりで、炭水化物にかたよった食生活なども原因となります。 ビリルビンカルシウムができやすい環境としては、胆汁のphがアルカリ寄りになったりすることが挙げられます。 黒色石は、胃の切除手術後や肝硬変、溶血性の黄疸や、心臓の弁の手術後にできる場合が多いのですが、これの原因はまだ明らかにされていません。 胆石の予防 胆石にならないためにも、予防が大切ですね。 胆嚢を摘出せずに、内科的治療を行った人などは、胆嚢が残っているために再発も視野に入れて生活しなければいけません。 一度胆石を発症した人は、内科的治療を行って治癒しても、再発の可能性は十分にあるのです。 肥満を解消 胆石患者は男性よりも女性の方が1. 6倍も多いそうです。 自分もその中の一人だったわけですが……。 まず胆石を予防するには肥満に注意するということです。 肥満の人は、どうしてもコレステロールの代謝が悪くなり、胆石ができやすくなります。 適度な運動で肥満を防ぎ、動物性脂肪を摂りすぎない食生活を心がけましょう。 ストレス太りという言葉があるように、ストレスも極力ためないことが大切です。 規則正しい食生活 規則正しい食生活をこころがけるということは、様々な病気を取り上げているサイトにも書かれていることです。 私たちが健康でいるためには、食生活がきちんとしていることが第一条件なのです。 胆石の場合は、暴飲暴食も疝痛発作の原因になります。 肥満を招く動物性脂肪を多く摂ることでも発作は起こります。 また、食事と食事の間が開けば開くほど胆石はできやすくなってしまうのです。 規則正しい食生活をしていれば、胆石だけではなく、体の健康のためにもなるのです。 COLIMN〜胆石の原因・自分の場合〜 先にも書いたように、自分の胆石は純コレステロール結石でした。 マヨネーズ大好きの誰もが認めるマヨラーで、コレステロールの摂りすぎだったことは否めません。 元々が痩せ形体質で、どんなに食べても太れなかったのですが、出産を機に体質が変わり、どんどん太っていきました。 そのうえ不規則な食生活。 朝食は食べず、当時の仕事の関係で昼食は午後3時過ぎ。 夕食に至っては夜11時頃という生活を送っていました。 その頃から背中と胸に鈍痛を覚えるようになっていました。 まさかそれが胆のう炎と胆石の前兆とは夢にも思っていませんでした。 自分の胆石は、作られるべきして作られた。 そんな感じです。 不規則な生活と食生活が、立派な胆石を作り上げたのです。 これは自分の責任だと思います。 今では一日三食きちんと摂り、夕食も遅くならないように心がけています。 胆嚢を摘出していますので再発の心配はないのでしょうが、生活をきちんとしていれば、様々な病気にもなりませんし、寝不足で日々を過ごすということもありません。 そんなわけで、今でもあの胆石の痛みを思い出しては、きちんとした生活を送らなければと思うのです。

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胆石の原因は食べ物?治療方法は手術だけ?

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歴史 [ ] 「胆石」の名前の由来は、固まった胆汁が結石のような物だったため、胆石と付けられている。 胆石は古来のから、非常に流行していた病気とされ、紀元前1500から1600年頃のからも胆石が発見されている。 疫学 [ ] 胆石は一般に5Fの人に多いとされる。 すなわち、 Forty(40代)、 Female(女性)、 Fatty()、 Fertile(多産)および Fair(白人)である。 また、内服・急激な、長時間絶食の習慣者 にも多いことが報告されている。 また胆石が明らかなを生じやすいという証拠はないが、胆嚢癌では高率に胆石が認められる。 以前の日本では、カロリーと脂肪分の少ない食事が主流だったため、コレステロール結石の患者はほとんど存在しなかったが、食事の欧米化が進み増加傾向にある。 なお、する人の胆石保有率は低いという報告もある。 に関与している可能性が報告されている。 名称 [ ] 胆石のできる場所によって正式には以下の通り称される。 胆嚢結石:にできる胆石• 総胆管結石:にできる結石• 肝内結石:肝内胆管にできる結石 種類 [ ] 小さく堅い黒色色素結石と大きく柔らかい褐色色素結石に大別される。 黒色色素結石は、ビリルビンカルシウムと無機カルシウム塩(炭酸カルシウム、リン酸カルシウム)から成る。 また、脂肪分を多く含む褐色色素結石は、ビリルビン塩と脂肪酸(パルチミン酸またはステアリン酸カルシウム)から成る。 コレステロール胆石 a 純コレステロール石 b 混成石 c 混合石 色素胆石 a 黒色石 b ビリルビンカルシウム石 まれな胆石 a 炭酸カルシウム石 b 脂肪酸カルシウム石 c 他の混成石 d その他の胆石• 大きいものになると掌の幅ほどにもなる 要因 [ ] 胆石が形成される大きな要因の一つとして胆嚢収縮機能の低下が挙げられる。 また、胆汁の中のコレステロールが上昇することも胆石の形成に関係している。 このコレステロールの上昇に関しては、とのバランスが悪くなり、胆汁の粘張度が高くなり、うっ滞もしくは細菌感染によって凝集を起こした胆汁が、胆嚢・胆管で固まって結石となるためとされている。 なお、胆汁にはもともとコレステロールが多く含まれているものの、通常脂溶性である胆汁は、レシチンと胆汁酸の作用によって固まらず、のままに送られている。 1960年代には細菌感染の重要な要因として や大腸菌感染が疑われ 、研究が続けられている。 胆石症 [ ] 無症状の場合が多いが、胆石そのものの徴候()と、感染を伴う胆嚢炎・胆管炎の徴候としては以下がある。 主な症状は、以下の通りである。 痛みの特徴は、• 前兆なく突然始まる痛み、• 15分から1時間で激痛、• 多くは6時間未満続く疼痛(最長12時間程度)で、徐々に消える。 右上腹部痛 主に心窩部や右脇腹(右上腹部)の痛み、右肩、、等が生じることもある。 悪心・嘔吐 やを伴うことが多い。 発熱 胆嚢炎を生じた場合は発熱・悪寒。 所見 [ ]• 右上腹部圧痛・叩打痛 多くの場合に認められる。 胆管で肝臓から流れ込む胆汁が胆石によって、黄疸を引き起こすことがある。 黄疸は胆管結石に多く、黄疸によっての色が濃くなることもある。 検査 [ ] 診断には以下の検査がある。 は微小の病変描出に優れており、胆石以外にの検査でも用いられる。 ただ胆管内にできた胆石は、超音波ではうまく描出できないこともある。 CT 胆管・胆嚢の結石の有無を構造的に描出する。 微小の結石に関しては診断困難なこともある。 MRI ・MRCP 胆嚢・胆管結石の有無を3D立体構築画像として診断できる検査として汎用されている。 (ERCP) 主に胆石の治療において行われる検査・処置。 尿中の検査• 血液検査 無症状の胆嚢結石の場合血液検査にて異常値を示すことはほとんどないが、胆管結石の場合は肝・胆道系酵素(、、、)やビリルビン値が上昇傾向を示す。 また、胆嚢結石においても胆嚢炎等の感染を伴う場合も上昇傾向を示す。 鑑別疾患 [ ] 、、、の抗生物質 Ceftriaxone による偽胆石症 治療 [ ] 無症状の場合、治療は行わない が、胆嚢摘出術を行う事もある。 薬物治療 [ ] UDCA を主成分とする経口胆石溶解剤を内服する ことで、胆汁の流れをよくし胆石を溶かす効果を期待する。 しかし、基本的に胆石の完全除去はほとんどないため予防的に処方されることが多い。 内視鏡治療 [ ] 一般に、・等の感染を伴う場合や、総胆管結石等の治療に行われる。 詳細は「」を参照 手術治療 [ ] は胆石症の原因である胆嚢を摘出する手術で、最も根治的な胆石症の治療法である。 近年では下で行う手術が多くなってきている。 胆嚢の機能は胆汁を一時的に蓄えるだけで、術後も胆汁は肝臓で作られ消化機能に影響がないため、手術により胆嚢を失っても日常生活に支障はないが、油脂を採り過ぎると下痢をしやすい体質になる可能性がある。 超音波破砕治療 [ ] 体外衝撃波胆石破砕術(Extracorporeal shock wave lithotripsy ESWL)と呼ばれ、体外からのを当てることにより、胆石を砕く治療法。 が少なく患者への負担が軽い治療ではあるが、適応が「純コレステロール胆嚢結石」のみであり、日本人の多くのコレステロール胆石が石灰化混合胆石で他の胆石に対しては治療適応がなく、また胆石を除去するのではなく粉砕し自然排石を期待する治療で再発が多い。 そのため、行う施設が少ない。 また、胆嚢炎を生じた場合、胆嚢が肥大化し胆嚢壁が薄くなり、衝撃波を当てると胆嚢壁が破れる危険性があるため、この治療法を施すことはできない。 動物における胆石 [ ] 犬では臨床上問題となる胆石の大部分はビリルビンとカルシウムを主体とする胆汁色素系胆石である。 慢性経過では特徴的な症状を示さないことが多い。 胆管内に胆石が存在すると疼痛を示す。 出典 [ ] []• 2460-2467 , :• Gastroenterology 2016;150:156. 鈴木信次、乾和郎 ほか、「」 『人間ドック Ningen Dock 』 2013年 27巻 5号 p. 856-862 , :, 日本人間ドック学会• 佐々木諒, 立川量子, 山口和記 ほか、「」 『西日本皮膚科』 2018年 80巻 1号 p. 20-24, :, 日本皮膚科学会西部支部• 正田純一、「」 『胆道』 2017年 31巻 2号 p. 187-195, :, 日本胆道学会• 森山英男、「」 『日本消化器病学会雑誌』 1967年 64巻 12号 p. 1230-1245 , :, 日本消化器病学会• 代田明郎 ほか、「」 『アレルギー』 1964年 13巻 8号 p. 559-578,581-58, :• 飯田安彦、「」 『日本消化器病学会雑誌』 1965年 62巻 1号 p. 29-59, :, 日本消化器病学会• 道免和文, 山本麻太郎, 田中博文 ほか、「」 『肝臓』 2016年 57巻 2号 p. 106-112, :, 日本肝臓学会 参考文献 [ ]• 日本消化器病学会ガイドライン• 病院 関連項目 [ ] ウィキメディア・コモンズには、 に関連するカテゴリがあります。 - の胆石。 に使用される。 外部リンク [ ]• 慶應義塾大学病院.

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【医師監修】胆のう腺筋症ってどんな病気?原因や治療法を解説します

胆石 症 原因

胆汁は、食事で摂取した脂肪分やビタミンの消化・吸収を助ける黄褐色の消化液で、肝臓で1日に600~800mL程度作られ、十二指腸に排出されます。 この胆汁が流れる道を胆道と呼びますが、 胆道に石(結石)ができる病態を総称して胆石症と呼びます。 胆石は胆汁に含まれる成分が凝縮されて結晶化し、固まったものです。 その構成成分によって、「コレステロール石」と「色素石」に大別され、色素石は「ビリルビンカルシウム石」と「黒色石」があります。 日本人の胆石保有率は食生活の欧米化や高齢化などを背景に年々増加しており、現在では成人の10人に1人は胆石をもっているとされています。 もっとも頻度の高いコレステロール石ができやすい人の特徴として「5F」が知られています。 これは「Fatty(太った)」、「Female(女性)」、「Forty(40歳代)」、「Fair(白人)」、「Fecund(多産婦)」の頭文字をとったもので、そのほかにも美食家や糖尿病患者さん、血中コレステロール値の高い人、血縁者に胆石症患者さんがいる人なども注意が必要です。 Q2 胆石症にはどうしてなるのですか? 胆石症になると生活にはどんな影響があるのでしょうか? 胆石は、コレステロール石と色素石の2種類があります。 コレステロール石は、胆汁のコレステロール濃度が高いときに結晶化し、胆石になります。 色素石のうち、ビリルビンカルシウム石は胆汁の細菌感染が原因と考えられていますが、黒色石と呼ばれる石の原因はよくわかっていません。 胆石症になっても、2~3割の人はほとんど症状がみられません(無症状胆石)。 しかし、 半数以上の人には「胆道痛」といわれる特徴的な右の肋骨の下の部分やみぞおちの痛み、右肩に放散する痛みがみられます。 この痛みは食後に出ることが多いのも特徴です。 また、皮膚が黄色くなる「黄疸」症状がみられることもあります。 日本人はもともと皮膚が黄色い黄色人種ですので少しわかりにくいのですが、白目の部分の観察で黄疸がわかります。 肝臓で作られた胆汁は便に混じって排泄されますが、胆石などによりその流れがせき止められて、十二指腸に排泄されずに血液中に流れることで黄疸になります。 黄疸になると皮膚がかゆくなったり、ビリルビン尿という褐色〜黒色の尿が出たりします。 また、胆石が原因で胆のうや胆管に炎症を起こし、高い熱が出ることもあります。 胆のう結石では、胆石により胆のうから胆管への胆汁の流れがせき止められ、胆汁の成分が胆のうの粘膜を傷つけ、さらに細菌の感染が加わることで炎症が進み、急性胆のう炎になります。 胆管結石の場合は、胆管の中で胆石によりせき止められた胆汁に細菌が感染し炎症を起こします(急性胆管炎)。 この感染した胆汁が血液中に逆流し、敗血症というきわめて重い病気を引き起こします。 Q3 胆石症を疑ったらどんな検査をするのでしょうか? 胆石症の患者さんは、Q2で示したような痛みの症状を伴うことで医療機関を受診することが多く、 画像検査により痛みの原因を探ることで診断されます。 その検査方法には、腹部超音波検査、CT、MRCP(磁気共鳴胆管膵管造影検査)、ERCP(内視鏡的逆行性胆管膵管造影検査)などがあり、それぞれ特徴があります。 患者さんの状態や胆石のある部位や状況を考慮して検査法を決めます。 また、 人間ドックや健診などの際に腹部超音波検査を行い胆石が見つかる場合もあります。 いずれの場合でも腹部超音波検査で最初に診断されることが多く、とくに胆のう結石の診断には腹部超音波検査が有効です。 この検査は、プローブと呼ばれる小さな装置を聴診器のようにお腹にあてるだけの検査で、患者さんの体への負担がないというメリットがあります。 腹部超音波検査による診断が難しい場合には、MRCPやCT、内視鏡検査により診断します。 MRCPは放射線被ばくもなく、負担が少ない検査ですが、閉所恐怖症の方や金属を体内に埋めている方、刺青の方は検査を勧められないことがあります。 CTは放射線を利用して撮影し、画像を三次元に表示して診断します。 また造影剤を点滴しながら撮影する場合もあります。 内視鏡検査では先端に超音波を発するプローブが付いている超音波内視鏡(EUS)を利用し、胃や十二指腸から胆のうや胆管に向けて超音波をあてて観察します。 また、内視鏡を十二指腸まで挿入し、胆汁の腸への出口である十二指腸乳頭から胆管に造影剤を注入して胆石があるかどうかをX線で撮影するERCPという検査もあります。 この検査法では胆石があれば手術に移ることなく内視鏡だけで取り出すことが可能です。 なお、ERCPは検査後に絶飲食となるため入院が必要です。 Q4 胆石症はどのようにして診断するのですか? 胆石症の診断は、Q3でお示しした検査法を用いて行います。 胆のうに石がある場合は、腹部超音波検査がもっとも役立ちます。 胆のうの中に結石エコーと呼ばれる像を確認することで診断します。 胆石の種類によってはCTでも診断できます。 胆石の大きさ、個数を確認したあと、胆のうの状態をみます。 胆のうが腫れていないか、萎縮していないか、壁が厚くなっていないか、胆のう全体が写っているか、などを確認します。 胆のうの中の胆汁がよどんでいると、泥状の影が映ります。 この泥は胆のうに炎症があったり、うまく機能していなかったりするときにみられます。 また、胆のうの大きさが通常より大きかったり小さかったりするときは、原因が炎症なのか、がんが隠れていないかを調べるため、CT検査を行います。 とくに壁が厚くなっていて胆のうがんを疑うときには、造影剤を点滴しながら検査します。 Q3でもお示ししたように、胆管にある胆石は腹部超音波検査だけでは診断できないことがあり、その場合はMRCPやCTなどの検査が必要となります。 MRCPでは放射線の被ばくがなく診断できます。 CTでは、造影剤を点滴したあとに撮影することでMRCPと同じように胆管と胆石を写し出すことができます。 もっともよく胆石を見つけ出すことができるのはEUSで、十二指腸の中から胆管を写し、小さい胆石も写し出すことができます。 ただし、通常よりも太い内視鏡を口から挿入する必要があります。

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